僕がvain5vs5を嫌う3つの理由
皆さま、大変ご無沙汰しております じーふです。
久方ぶりのブログ更新にあたり、今回はvaingloryに新実装された、「5vs5」モードについてお話ししていこうと思います。
さて、いま話題の5vs5ですが、皆さまもうプレイはお済みでしょうか? まだという方は、魅力的なゲームであります故、是非下記のリンクからダウンロードをお勧めします
https://itunes.apple.com/jp/app/vainglory-5v5/id671464704?mt=8
僕は勿論プレイ済みです。
ゴールデンチケットを買っていた為、アーリーアクセス期間中に多少プレイしていました。
ですが今、僕はほとんどvaingloryをプレイしておりません。週に1.2度ほどはプライベートマッチやフォロワーとのランクマッチを楽しんではいますが、毎日狂ったようにランクを回していた頃の自分から言わせれば、プレイしていないも同然の状態です。
何故か? 正直なところ、僕は5vs5モードがどうにも好きになれないのです。
このブログを読んでくださっている方には、私と同じ思いの方もいれば、「いや どう考えても5vs5の方が面白いだろ 何言ってるんだ?」と思われる方も当然いらっしゃるでしょう。
ですが今回は、個人的な意見として、僕が5vs5を嫌う理由をどうか述べさせて欲しいのです。
僕がvainglory 5vs5を嫌う理由 その一
・置いてけぼりを食らった感が否めない
ここは非常に論が分かれるところだと思います。ご存知の通り、5vs5では top mid bot sup jgの5ロールに分かれて試合を行う訳で、それは単純に「1人あたりの仕事が細分化された」ということでもあります。
ということはつまり、求められる知識・PSの量・質が 元来の3vs3とは大きく異なってくるということです。
それによって得られるものは多いでしょう。競技シーンでは更に見応えのあるプレイが飛び出すことでしょうし、日々のプレイの中を通して得られる充実感も増すことでしょう。
けれども、果たして 今のvaingloryで それは可能なのでしょうか。
決してこのゲームを貶めるわけではありません。僕はvaingloryが好きですし、運営のユーザーに対する真摯な姿勢も 他のゲームでは見られない素晴らしいものと思っています。
ですが、お世辞にもいまのvaingloryは知名度が高いとは言えない気がします。
そんな中、5vs5という新環境に、なかば強制的な移行を強いられた僕たちは、(少なくとも"僕は")どこか置いてけぼりを食らっている気がしてなりません。
以前までの3vs3を用いた大会であれば、日本だけでも数々の強豪チームがひしめきあい、世界に出れば更に言わずもがなその乱立は避けられないものでした。僕はそれを見ていてとても楽しかったし、興奮させられっぱなしでした。
けれども、著名なプレイヤーといえど いつまでもvaingloryをプレイし続けることは出来ません。それに伴い、チームの合併や選手の移動があるのは必然でしょう。
3vs3であればそれでいいかもしれません。けれども、5vs5ともなれば、今まで当然のように競技シーンに参加していたチームが、二度と見ることが出来なくなってしまうかもしれない。
チームとしての名前はそこにあっても、メンバーは以前の面影もないかもしれない。
よしんば以前のようなチームが帰ってきたとしても、3vs3の時のような「どのチームが勝つのか・成長してくるのか分からない」 あのドキドキはもう得られないんじゃないか…そう思ってしまうのです。
しかし、この心配は杞憂に過ぎないでしょう。
かの有名MOBA LoLのチームがvaingloryに参戦するという噂もありますし、これから5vs5が発展を遂げていくにつれて、また3vs3の時のような熾烈なチーム間での争いが観れることはほぼ間違い無いと思います。
でも、敢えて言わせて下さい。
僕はここにこそ"置いてけぼり"を食らっているのだと。
好きなバンドがメジャーデビューして有名になる
密かに目をつけていたクラスの女子がある日をきっかけに人気者になる
少しニュアンスは異なるかもしれませんが、僕が言いたいのはこういうことなのかもしれません。 言葉足らずで迂遠な言い回しにはなりますが、少しでも伝われば幸いです。
僕がvainglory 5vs5を嫌う理由 その二
・手軽さが失われてしまった
思ったより文字数がかさんできてしまいましたので、ここからは手短に行こうと思います。
先述した通り、このゲームの人口は、他の国民的ともいえるまで成長したゲームには、まだ及ばないと思っています。
そんな中、5vs5になってしまうという一報を聞いた時、 僕が最初に思ったのは「あ〜 これで更にランク募集しても人が来なくなるじゃないか」 ということです。
笑い事でしょうか、僕はそうは思いません。
以前までであれば、仲の良いフォロワー2人いれば、それで良かったのです。常に快適なランクが出来、ソロキューに潜る必要もなかった。
けれども、5vs5になれば話は違ってきます。
フルパで試合を行うには、自分以外に4人 集めなければいけないのです。しかも、その4人というのは 「レーナー」などといった大きく括られたものではなく、「top」や「mid」といった、非常に細かい括りからなる4人です。
そこまでいうなら1人ないし2.3人でパーティを組んでやればいいじゃないかと思われるでしょうが、野良を味方に加えても、今度は「細分化された野良の要求」を汲まなければならなくなる分、更に厄介です。
僕topいきたい! 私もtop! いやいや僕も!
こんな惨状、想像するだけでたくさんです。
その点、3vs3は気楽かつ手軽で良かったーーー。いまだからこそこう思うのは、僕だけでしょうか?
僕がvainglory 5vs5を嫌う最後の理由
・意地
なんのことかと思われるでしょう。
少しだけ、僕の茶番に付き合って下さい。
あなたは、幼い頃から 休みの日になると、親友何人かと"その"広い広い空き地に行って遊ぶのが日課でした。
その広い空き地は、野球をするもよし サッカーをするもよし 鬼ごっこをするもよしーーー。あなたの思うままの遊び場となって、皆を楽しませていました。
けれども、あなたが育っていくにつれ、あなたの住む街にも 都市開発の手が及びます。
そしてその魔の手は空き地にも例に漏れることなくかかり、あなたの遊び場であったその空き地は、いつのまにかROUND1に変わっていました。
親友の中には、その変貌を悲しむものもおれば、「最高の遊び場が出来た」と喜ぶものもいます。
あなたは変わり果てた空き地の姿が、見るに堪えませんでした。
どれだけ嘆いても、あなたが青春を捧げたあの空き地は帰って来ない。
もうあそこに行っても、昔のように野球をすることも サッカーをすることも 鬼ごっこをすることもできない。 できることといえば、ボウリングやカラオケ スポッチャくらいのもの。
他人から見れば、よほど後者の方が魅力的な遊びだろう。 けれども、あなたにとっては、どんな遊びより、みんなと過ごしたあの何気ない鬼ごっこがおもしろくて 仕方なかったのです。
ーーーいかがでしたでしょうか。
僕がいま感じているのは、まさにこういう思いです。
俺達が捧げた青春は一体何だったんだ
もう3vs3が帰ってこないなら、俺は今まで何のために必死こいて3vs3やってきたんだ
そう思ってしまうのは、僕だけなんでしょうか?
もし僕がvaingloryに出会うのが、「今」だったら良かったのにと思います。
であれば、僕はきっと、純粋に5vs5を1から楽しめた。
半端に3vs3に対する情があるものだから、それがぬぐいきれずにいる。
元カノが忘れられずに未練タラタラな男と言ってることは変わりません。
笑うなら僕を笑って下さい。でも僕は、本気でこう思っています。
どんな美人でも3日で飽きるが、どんなブスでも3日で慣れる、という言葉があります。
これだけ5vs5に対してつらつら語っておいて、そのうち僕は5vs5に夢中になるかもしれません。でもいまは、3vs3への未練を、こうして語らせて欲しいのです。
ここまでお読み頂いた方がどれだけいるか分かりませんが、お付き合い頂きどうもありがとうございました。
続きがあればまたよろしくお願いします。
では